|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
〒957-0204
新潟県新発田市稲荷岡
2371番地
TEL0254-41-2319
FAX0254-41-2044
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大滝 聡氏 |
1979年 武蔵野美術大学卒。県展や芸展、朝日現代クラフト展、ジャパンコンペデザイン等で、受賞、入選。グラフィックを中心に環境デザイン環境造形を手掛け、まちづくり事業にも参加。超地域文化創造を目指す。 |
|
|
佐藤 公平氏 |
|
|
|
比企広正(左)忍(右) |
このページTOPへ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
れんぎょうMAP
|
|
わたしたちのふるさと紫雲寺は、今から260年前までは、街の中央を貫く新潟新発田村上線以東のほとんどの地域が、紫雲寺潟といって日本海の内陸にある湖でした。大雨のたびに氾濫し、田畑を流し、周辺の農民はいつも飢えと貧しさに苦しんでいました。
江戸でたばこ屋を営む米子屋小八郎は、店に奉公に来ていた庄二郎から、水害に苦しむ農民たちの話を聞いて心を痛め、私財を投じて干拓にあたる決心を固めました。
たび重なる困難な壁に立ち向かいながら、小八郎は志半ばにして、病で帰らぬ人となりました。兄の権兵衛は、弟の意志を継ぎ、干拓をすすめ、新発田開発に全力を注ぎました。
約10年の歳月をへて、紫雲寺潟も広大な新田にかわり、多くの移住者が集まり、紫雲寺郷42か村が誕生したのです。 |
新発田市紫雲寺に設置してある「れんぎょうモニュメント」をご紹介致します。探索する方は下記MAPを参考にしてみてください。
のんびり散歩がてら探して歩くのも楽しいですよ! |
この新発田市紫雲寺地域のれんぎょうモニュメントはものがたりあり、版画あり、石の造形ありという、紫雲寺潟干拓史物語を、三十の場面に分割した、総合的な(祈念碑)記念碑になっています。つまり、役場前にある第一基めから順にコースをたどって行くと、感動的な干拓史が理解できるようになっているのです。
「心とはいかなる言うならん 黒墨に書きし松風の音」これは有名な一休さんの歌です。一休さんはあれやこれやの理屈で探すのではなく、とにかく心で感じなさい、そうすると絵に描いた松風の音もみえてきますよ、といっているような気がします。鑑賞される皆さんは、ぜひ一休さんの目で、このモニュメントと対話をしほしいのです。というのも石の造形は干拓史の文章や版画と違い、抽象的な表現がなされているからです。今ここで一基一基造形の説明をしようとは思いませんがちょっとだけ鑑賞の手助けとなるポイントを記しておきます。 |
|
|
|
|
◆モニュメント鑑賞の手助けとなるポイントを記しておきます。
・ |
自然石の持つ永遠性を感じてみてください。 |
・ |
磨いた石肌の部分に触れてみてください。 |
・ |
物語や版画を見て、石の造形を見直してください。 |
・ |
いろいろな角度から鑑賞してください。 |
・ |
四季や天候、昼や夜の違う時にまたご覧ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
◆干拓物語◆
ここは越後国蒲原郡の紫雲寺潟。日本海の内陸にあるこの潟湖は、大雨が降るたびに氾濫し、田畑を流し、作物を水底に沈めてしまう。そのために周辺45ヶ村の農民は、いつも飢えと貧しさに苦しんでいた。
今を去る270年の昔、享保9年秋、またしても悪夢のような洪水が農民を襲った。 |
① |
第1章 |
「紫雲寺潟」プロロー グ |
紫雲寺町役場 |
|
|
|
|
② |
第2章 |
待望 |
関稲一 |
|
|
|
|
③ |
第3章 |
江戸からの開拓者 |
関稲二 |
|
|
|
|
④ |
第4章 |
熱きまなざし |
稲荷岡一 |
|
|
|
|
⑤ |
第5章 |
志の和 |
稲荷岡二 |
|
|
|
|
⑥ |
第6章 |
五千石の計画 |
下中沢 |
|
|
|
|
⑦ |
第7章 |
全てを賭けて |
福富 |
|
|
|
|
⑧ |
第8章 |
成功への祈願 |
上真中 |
|
|
|
|
⑨ |
第9章 |
最初の杭 |
本真中 |
|
|
|
|
⑩ |
第10章 |
祭りの夜 |
下真中 |
|
|
|
|
⑪ |
第11章 |
頼もしき味方 |
下古田 |
|
|
|
|
⑫ |
第12章 |
一輪の愛 |
大島二 |
|
|
|
|
⑬ |
第13章 |
飛翔する大志 |
大島一 |
|
|
|
|
⑭ |
第14章 |
架け橋 |
長島二 |
|
|
|
|
⑮ |
第15章 |
喜びの汗 |
長島一 |
|
|
|
|
⑯ |
第16章 |
厳しさに耐えて |
小川 |
|
|
|
|
⑰ |
第17章 |
試練の壁 |
米子 |
|
|
|
|
⑱ |
第18章 |
江戸への旅立ち |
真野原一 |
|
|
|
|
⑲ |
第19章 |
困難を忍ぶ |
真野原二 |
|
|
|
|
⑳ |
第20章 |
約束 |
加治川桜堤 |
|
|
|
|
21 |
第21章 |
れんぎょうに眠る |
真野原外 |
|
|
|
|
22 |
第22章 |
誓い |
加治川治水記念公園 |
|
|
|
|
23 |
第23章 |
圧力に負けず |
河岸場 |
|
|
|
|
24 |
第24章 |
命がけの決心 |
二ツ山 |
|
|
|
|
25 |
第25章 |
光の訪れ |
人橋 |
|
|
|
|
26 |
第26章 |
黄金の大地 |
藤塚浜 |
|
|
|
|
27 |
第27章 |
歓喜の叫び |
藤塚浜 |
|
|
|
|
28 |
第28章 |
無慈悲な沙汰に |
八幡宮 |
|
|
|
|
29 |
第29章 |
心の伝承 |
県立紫雲寺記念公園 |
|
|
|
|
30 |
第30章 |
黄金の大地 |
稲荷岡三 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
**** |
|
|
|
|